しゃむしゃむのリベルテ通信

NPO法人リベルテの日々をしゃむしゃむと呼ばれている代表がつづります。

なんじゃらほい研究

日報20191231

2019年12月31日。 * だいたい多くの人が「今年もこんなことあったよね、」と振り返るタイミングでぼくは自分がつくった理由により企画書のアウトラインをデニーズで書いています。 来年のことを考えているのだけど、もう来年って明日になればそうなっている…

映画「道草」(@上田映劇)の感想

上田映劇で映画『道草』を鑑賞しました。映画は4人の重度の知的障害者と、その自立支援を支える支援者、そして家族のドキュメンタリーです。日々にユーモアや親密さが感じられるちょっとラフな言葉遣いのやりとりや、自傷他害に苦しむ本人や家族の葛藤、そ…

読書『新装版・関係障害論』

新装版・関係障害論(著:三好春樹,雲母書房,2018)を読みました。新装版ということでオリジナルは1997年出版。正直、なんでもっと早くに出会わなかったんだろうと思ったぐらい、10年前に前職で悩んでていた自分に届けたいと思いました。自分の中にあったモ…

日報20190425

リベルテも福祉事業としてスタジオライトを開所してもうすぐ6年が過ぎます。この間、アートで言えば個展をするメンバーが出てきたり、リベルテの以外の仕事を始めるメンバーもいます。変わりなく日々を過ごすメンバーもいれば、亡くなってしまったメンバーや…

日報20190310

メンバーをスタッフとして雇用するにはどうしたら良いんだろう、と考えています。ぼくなりに真剣に考えています。就労継続支援B型支援*1で得られた収益を利用者への人件費には充てられません。だからスタッフが利用者の仕事をつくり、そこで得た収益がそこで…

『居るのはつらいよ』の感想にならなかった日報20190307

最近、読んだ本2冊。昨日、『居るのはつらいよ』は早速、妻に報告しようと話しかけたら、間違えてオナラが出てしまい、妻に「ヘェ〜」と言われてしまいました。

日報20190207

今日はアトリエでメンバーとスタッフがモスラのたまごの時間を使って…モスラのたまごって?集まって色々する時間のことです。その時間でこれまでつくった雑貨商品を振り返る会を行っていました。今日は紙ものとのこと。 これまでメンバーの個人の意思やペー…

日報20190206

仕事が終わると基本、一直線で家に帰ります。すぐ帰りたい。書類仕事はたんまり残っているのにね。子どもと遊んで、夕ご飯を一緒に食べて。夕飯も週のうち2日はつくっているかも。簡単なものしかできません。お風呂に入ったら、妻が息子を寝かしつけます。そ…

日報20190129

今日、スタッフからの仕事の報告でなるほどと思ったことがありました。それは別の機会に、少し深掘りして考えたいです。(その方が良さそう。)で、その後、思い返して思ったことを忘れてしまいそうなので、メモ。仕事でも趣味でも、自分を誰かに認めてもら…

GUCCHI

働きながら子育ても、子育てしながら働くも、めっちゃ大変なんだけど。— しゃむしゃむ (@mshkztk) 2019年1月15日え、「ちょっと待って。男のお前が言うな?」って、いやいや、男だって「大変だ」って思うし、実際大変です。 マジ大変です。え、楽しくないの…

オナラ

オナラ。もし突然、部屋からオナラが聴こえてきたら・・・香ってきたら・・・あなたはどう思うでしょうか?

日報20181227

400文字前後でリベルテのことを日記的に、日報的に(できるだけ)日常的に始めてみようと思いました。 以前、プライベートのブログではそんな設定で書いていたのだけれど何となく止めてしまい、その後、そのブログも消してしまいました。 400字と言っても、…

リベルテ・アーツ・カレッジ「読むこと」について(ステートメントにかえて)

障害のある人の作品を鑑賞したとき、作品を言い表すとき、感動や感想を言葉にするときに、「障害がある」という話がついてまわります。 本当はもっと豊かな感想や感情が鑑賞を通じて生まれてきているにも関わらず、なぜ「障害があるのに」「頑張って」「描い…

リベルテの「自由」について

リベルテという名前を法人につけてしまったばっかりに「自由」について悩み続けるハメになりました。 NPO化するためにかかげる「趣旨」に向き合った結果、不完全ながらも自分なりの「自由」について考えた時、ぼくは「何気ない自由」が1つの答えとして捻り…

日報20180612

ある施設に通うアーティストについての批評テキストをウェブ上で読みました。作者・関係者・施設についても、そこで初めて知ることも多かったのですが、施設で「支援」によって描いている絵と、これまで描いてきた絵、評価された絵と評価されづらい絵、利用…

念じる

この数ヶ月、子どもが生まれてからですが、帰ってご飯を食べて、風呂に入れて、洗濯物(主にオムツ)干して、皿洗いしてと、やっています。もちろん毎日できている訳じゃないから、出来る旦那みたいな書き方はできなんだけど、自分の無理のないところで、自…

大人と自由

何度か、このブログで書きましたが昨年、子どもが生まれ父になりました。 父と言う存在は、赤ちゃんにとって関係としては母のように生きるために必要な人ではなく、まあ曖昧なもので、たぶんいつもいる「おもちゃ」か「ゆうじん」のようなものだと感じます。…

ズレていくコミュニケーション

最近、自分がコミュニケーションが下手だということを、隠したりはしないけど、人と話す時の前置きのように言わなくなりました。 誰しも多少なりとも「人と話すことが苦手」だったり、「自分はコミュニケーション上手じゃない」って思っているんではないかと…

「支援」っておせっかい(ダイアリー20170729)

障害福祉の仕事をしていて、「支援」って何だろうって思うことが多々あります。 自分とこを使ってくれているメンバーも、支援を求めているところあるし、求めていない部分もあります。 で、「障がいのある人に向けてサービスを提供する事業所」として、求め…

わけわかめ、だけど自由

たぶん年度末年始でリベルテのことを振り返りこれからのことを考える時期だったりするからなんだと思うけど、この時期になると「自由」について考えることが多くなります。 寒さに背が縮こまり目の前のことに追われがちな冬が過ぎ、春の陽気にさそわれて、「…

イケメン(パート2)

相方である妻が、いや妻である相方が、どちらでも間違っていないが、一先ず今回は妻としておくが、妻は最近やっぱり忙しそう。 今週も某障がいのある人の仕事の専門誌の読書会をリベルテをつかって開催していました。 あきらかに気持ちが外に向いています。 …

イケメン

相方である妻が、いや妻である相方が、どちらでも間違っていないが、一先ず相方としておくが、最近、映画の上映会の手伝いやあるフリースクールのファン活動にハマっています。 先週も映画上映チケット切りに出かけてます。 上田の映画のプロモーション団体…

あなたとぼくと、この場所で(企画に寄せながら、メンバーにも向け)

リベルテが主催としてトークイベントを行います。 福祉とアートの寄り道、井戸端トークイベント『あなたとぼくと、この場所で 福祉の現場から居場所について考える』 – 特定非営利活動法人リベルテ あなたとぼくと、この場所で 福祉の現場から居場所について…

だれがどう線をひくんだろう?(障害ってなんじゃらほい③)

ちょっと前に昨年から育ててるクレマチスの花が咲きました。 毎年この時期(3月〜6月)、リベルテの決算からと新年度の始まり、そして年度初めの各種報告書や手続きやらで頭のなかがジェットコースターのようにぐるぐるして、だいたい額の荒野も広がる時期を…

横になる人(障害ってなんじゃらほい②)

ほぼ毎朝晩と、仕事の始まりと終わりにスタッフは10分程度のミーティングをします。 その日のスタッフの動きとか予定を確認したり、ケアやプログラムなど簡単な打ち合わせをする時間があります。 基本的にぼくもスタッフから当日の動きやその日あったことを…

障害ってなんじゃらほい①

障害ってなんだろう。うーん。 自分が福祉の仕事でよく使う「ことば」ほど、意味がわからない。 いえいえ、使っているし意味もわかるんだけど、そもそもどういうふうに自分がその事柄を捉えて、人に説明できるかということを考えて(ひとりで)悩むことがあ…