しゃむしゃむのリベルテ通信

NPO法人リベルテの日々を苔おじさんと呼ばれている代表がつづります。

日報20180619

今年は、自転車で出勤する日があります。
週のうち3日ぐらいを目標に、片道15分ぐらいなので、3月ぐらいから始めています。
自転車に乗っているときは、精神年齢がグッと下がって14歳ぐらいになります。
無言で運転はしていますが、心の中は「やっほーい!」って叫んでペダルを漕いでます。
登下校の高校生にガンガン抜かれていますが。
残業してしまい夜遅くに帰宅するために急いで坂道を下るときなんか「やっほほほーい!」と心の中でつぶやきます。
ペダルを漕いでいるのはヒゲモジャの黒縁メガネのおじさんですが。




あと一ヶ月もすれば36歳になるのですが、35歳になって仕事でも何でも、素直に一生懸命にあっけらかんと、やりたいなと思うようになりました。
たぶん、ぼくはバカ正直な性格なんでしょう。
ただ「素直に一生懸命」であることを目的にするんじゃなくて、姿勢としてそうでありたいなと。
人からはダサくても、もちろんカッコよく映ってほしいけれど、別にそういうことも結構どうでもいいんです。
とにかくやろうとおもったこと、一緒にやるとなったことについては、まっすぐに打ち込みたいなと思っています。

リベルテではぼくには責任があります。
責任っていう抽象的な概念の言葉で言い表してしまうとズルいかもしれないけど。
その時、じゃあリベルテの責任って何なんだろう?どういうことがそれを果たす、つまりリベルテらしい取り組みなんだろうっていうことも、素直に一生懸命にあっけらかんと、いたいなと思っています。

そう思ったのもリベルテの福祉事業に通うメンバーとすごす中でそういう考えなってきたんだと思います。
メンバーの嘉澄幸村さんの作品は、他の追随を許さないような世界観をギッチリ組んでおり、その世界観を再現するためにアナログなペン画を素材にイラストレーションソフト「sai」で無限に組み換え構築していく方法論を独自に生み出しました。
そこまで独自の世界観を組んでいく。
たぶん、それって楽しさが先行しているというより、表現せざるを得ない、クリエイトせざるを得ない何かに突き動かされて描いていて、それで消耗することもあるだろうけど、振り返ると、あ、楽しい、みたいな感じなんじゃなないかな。

土曜日に通所するSさんも、最初は絵なんて全く描かなかったのに、大好きなスタッフの手紙にネコを描いたのをきっかけにネコやAKBを描き始めました。
ネコは同じネコの繰り返しだし、AKBだって同じ棒人間の繰り返しを色を変えてだけにだって見えるでしょう。
だけど実際は可愛い絵だし、その繰り返しだって、どんだけ繰り返すの?どんだけ好きなの?っていうのが、なぜか伝わってくるんです。


あえてとか、何かと比較してとか、流行っているとか、そうすればおもしろいとか、たぶん思ってなくて、そうしかできないし、そうしたいから、それに真剣に誠実に、描いたらめっちゃネコだし、めっちゃAKB。
だけど自分の絵が下手だと思っていた/知っていたはずだから、今まで描かなかったのに、描き始めましたら、もう描こう!描いちゃおう!って描いているんじゃないかな。
ほとんどしゃべらないから本当のことはわからないんだけど。
それが障害だからって言ってしまえば、まあそうだろうけど、なんかわかんないぐらいのネコとAKBに対するモチベーションで描かれていることが、なぜか伝わってしまう。
そういうメンバーと一緒にいて、やっぱり素直に一生懸命にあっけらかんと、そういう気持ちでやっていこうと思って、今日も高校生に抜かされまいとペダルを漕いでます。