(この記事はリベルテの運営する福祉事業所スタジオライトのメンバーに向けて発行してた記事に写真を加えて投稿しているものです。)
こんにちは。リベルテの武捨です。もうすぐ春ですね。
おかげさまでリベルテも4月で、スタジオライトは5月に5年目を迎えます。
新しいメンバーとの出会いもあれば、わかれもありました。アトリエが広がり、イベントやギャラリー、東京にも出展することができたり、公募展に作品が選ばれるメンバーが現れたりと、この4年間でも沢山のできごとがありました。もちろん、これからもメンバー一人ひとりの居場所であり続けられるように協力したり声かけあったり(ときには「そおっと」しておいてあげたり…)していきたいですね。数回にわけて、あらためてリベルテの大事にしていきたいことや確認したり共有していきたいことを『苔おじさん通信』としてお知らせしていきます。ぜひ読んで下さいね。
今年に入り夕方16:00まで利用しているメンバーとアトリエのそうじを始めました。これもメンバーからの発信として「使っている場所を片付けて帰りたい」というところから始まりました。リベルテは「ケアしてもらう/ケアする」という福祉のあり方とは少しだけ違うところを目指しています。どうしてもヒトやモノには限りがあるし、それによって起こるモンダイによって「してもらえない/したいけどできない」という気持ちが強くなってしまいます。向き合い方のちがいでそんな気持ちになってしまうより、同じ方向を向いて風を感じた方が少し気持ちも軽くなるかもしれません。
居場所って、自分がいれる、認めてもらえる場所からはじまり、他人と一緒にいれる工夫をするからこそ、自分にとっても誰かにとってもそうであり続けられるのだと思います。「リベルテが居場所であり続けるために大切なこと」をスタッフはもちろん、メンバーも一緒に考えたり、ともに取り組んでいくことができたからこそ、小さなチームのリベルテが5年目を迎えることができたのだと感じています。いたらないことばかりのリベルテや自分ですが応援していただき、いつもありがとうございます。
そうした「ケアする/される」とは少しだけちがう(だけど、全くちがうわけではない)福祉について、リベルテの中の営みを地域や社会に発信し(充分ではないところも多々ありますが)環境づくりしていくのがスタッフの仕事です。リベルテが居場所であり続けること為に大切なことをメンバーもスタッフも一緒に考え、できることをできるだけ、ともに「自分が選んだこと」として取り組んでいける場にこれからもしていきたいと思っています。
リベルテ5年目によせての『苔おじさん通信 #スタジオライトメンバーにむけて 』、ぜひ読んで下さいね。難しい内容であれば、家族や友人などに読んでもらったり、ぼくに声かけてください。これからもリベルテの活動の応援をどうぞよろしくおねがいいたします。