居場所について考えてきたリベルテ、今年から「リベルテ・アーツ・カレッジ」という企画でアートに関する連続講座を開きます。
PART1は「見ること」。
テーマとしては障害のある人の表現やアートについて取り上げていただきますが、作品や表現を見ること感じることを、最前線で活躍する美術家中津川浩章さんをお呼びし、レクチャーしていただきます。
障害のある人の表現も、美術館で見る作品も、漫画やCDのジャケットも、まずは見ること、または感じることから、その作品や表現に出会うはずです。
そのとき、何かを感じているから「あ」とか「え」と、引っかかるわけ(または、引っかからないわけ)で、それを言葉や意識的に自分の経験や体験に結びつけるために、どうしたらいいんだろう?どうしたらもっともっとフックのような引っかかりを自分のなかに作れるんだろう?そんな素朴な疑問からこのテーマを選びました。
そういうフックを沢山もった人が街の中に沢山現れたら???
近所のおじちゃん、おばちゃん、高校生から小学生、無職の人やメッチャクチャ真剣に何かに打ち込んで心にスキがないように見える人だって、絶対にフックを持っているはずで、それを失われているとか、忘れているとか、そういうことじゃなくて、マジもう持っているじゃんっていう、そういう気持ちを持てる講座に絶対になるはずです。
お座席には限りがございますので、どうぞお早めに!
「見ること」や感じること、そして「発見すること」、そこからリベルテは始めたいと思います。
企画概要
『リベルテ・アーツ・カレッジ ー 障害のある人の表現と鑑賞をめぐる連続講演』
PART 1【見ること 】
講演 「【見ること】障害のある方の表現と作品の読み方」
講師 中津川 浩章 氏(美術家)
会期 2018年7/22(日)
時間 (開場)13:30 (講演)14:00〜17:00 途中休憩有り
場所 犀の角 (上田市中央2丁目11-20)
定員 40名 参加費 2,000円(予約優先)
後援 上田市、上田市教育委員会
助成 上田市文化支援事業
【アートを見るってどういうこと⁉】
障がいのある人や独自で創作のルールをもとに制作し続けている人など、芸術や美術では取り上げられることが少なかったアートが注目を集めるようになってきています。
そうした「新しい表現」や作品、取り組みに出会ったとき、どう鑑賞し、どう感動を言葉にしたり人に伝えたらいいのでしょうか?
「文化」や「芸術」活動について造詣の深いゲストのお話を聞きながら作品を「見る」ことや「読む」ことについて、一緒に考えましょう。
講師プロフィール
中津川浩章 氏(美術家)
画家、美術家。
「記憶・痕跡・欠損」をテーマに作品を制作。
国内外で個展、ライブペインティング多数。埼玉県障害者アート展、ビッグ・アイアートプロジェクトなどでアートディレクターを務め、川崎市岡本太郎美術館「岡本太郎とアールブリュット」展キュレーション、ザワメキアート展選考委員ほか多くの公募展作品選考にたずさわる。
バリアフリーのアートスタジオ「エイブルアート芸大」、あらゆる人を対象にしたアートWS、美術史WS、講演などを通じ、アート、福祉、教育、精神医療などさまざまな分野を越境し社会とアートの関係性を問う活動を行う。
NPO法人エイブル・アート・ジャパン理事、NPO法人アール・ド・ヴィーヴル理事、一般社団法人Get in touch理事。
Art InterMix代表。
企画/講演予約/お問い合わせ
特定非営利活動法人リベルテ
長野県上田市中央4丁目7-23
0268-75-7883
mail@npo-liberte.org
http://npo-liberte.org
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