苔おじさんのリベルテ通信

NPO法人リベルテの日々を苔おじさんと呼ばれている代表がつづります。

【前口上】このまちで生きて、はたらくことをかんがえる

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リベルテの武捨です。
今回、Good Job! Exhibition in UEDAとしてGood Job!プロジェクトの一部を巡回する企画を計画しました。
その中で「このまちで生きて、はたらくことをかんがえる」というテーマでシンポジウムを行います。

シンポジウム「このまちで生きて、はたらくことをかんがえる」 | GOOD JOB! Exhibition in UEDA



タイトルだけ聴けば、何をそんなあたり前田のクラッカーを、と言われてしまいそうですが、そうです、そのあたり前体操なことについて、考えてみたくなったのです。

一昨年、昨年と『福祉のアートとデザインで障害のある人の「しごと」を考える事業』という名前で、障害のある人の仕事について、アート活動や積極的にデザインを取り入れた取り組み、または福祉で働く支援者の背景や、そして福祉が担ってきた「居場所」について掘り下げることをしてきました。
「しごと」を考えると言いつつ、本題から遠回りして考えることで、仕事そのものを考えるためのヒントや想像する機会づくりを目指してきました。
この事業を通じ福祉の施設や作業所というアジールのような空間が地域の中にあることについて、多岐多様な考えの中で考えたい気持ちが強くなりました。
もちろん手前味噌な話ばかりではなく、運営者である自分や支援する側には耳が痛いことについて知る必要もあるかもしれません。

「地域に出る」ということを福祉現場では言われることですが、もうぼくたちは、障害のある人たちも暮らしている地域にともに生きています。
「しごと」を考えるために「障害者福祉」の仕事から出発し、「居場所」について寄り道して考えながら、自分たちの暮らしている「まち」で「はたらく」ことと「生きる」ことについて考える機会をつくろうと思います。

さて、今回のゲストは…
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長の久保田翠さんNPO法人まる代表理事であり株式会社ふくしごと代表取締役副社長でもある樋口龍二さん社会福祉法人わたぼうしの会Good Job!センター香芝で企画製造ディレクターしている藤井克英さんです。

詳しくはイベントページでこれから紹介していきますが、障害のある人の商品をおしゃれにつくっているということが障害のある人の仕事や就労につながるという話ではなく、どんな「しごと」があるのか、どんな「はたらきかた」があるのか、そしてそれをどう社会に発信してみせていくのか、そういう部分で、「障がい者の●●●=○○○」というような一括りにできない話題やシンポジウムになると思います。
企画者として末席に名を連ねコーディネーターを勤め、このシンポジウムを成功させるための重責も感じていますが、少しでも障害者福祉の中で議論されている「ことば」が街の中でも響き、誰かの背中に添い力となるよう進めたいと思います。

そしてもうひとつこの機会に確認したいこともあります。
こうしたリベルテの取り組みは、アートやデザインを使って社会や地域づくりをしていこうとしているのか、それとも、障害のある人たちとともこの街で生きようと、その日々の葛藤と工夫の共同作業によって街の中で小さな文化を生み出そうとしているのか
そうした来年5周年を迎えるリベルテのこれからについての考える機会にもしたいと思います。

「このまちで生きて、はたらくことをかんがえる」というあたり前田のクラッカーをテーマに多岐多様な考えと取り組みを皆さんと共有し、仕事や働き方だけでなく、地域社会について考えるためのヒントや想像する機会にしたいです。

シンポジウム「このまちで生きて、はたらくことをかんがえる」 | GOOD JOB! Exhibition in UEDA

皆さまのご参加お待ちしております。